Web言語について

私たちが普段利用しているWebサイトはテキストデータで作られています。
そのテキストデータをブラウザが読み、理解することでデザインやレイアウトされた見やすい画面が表示されます。

例：ブラウザで表示されているWebサイト（上）と、そのサイトを構築するテキストデータ（下）

Webサイトを構築するためのテキストデータを「Web言語」といい、様々な種類のWeb言語が存在します。
Web言語は種類によってその役割（できること）が異なります。

Web言語の種類と役割

HTML

Webページ自体を作成し、文書構造を作る言語です。
Webページに掲載するテキスト情報の記述や、画像（動画・音楽）の配置などを行います。
またテキストや画像にリンクを貼ったり、各テキストに役割を与えるためにタグという記号を記述します。

例：テキストに対して「大見出し（ページのタイトル）」という役割を与える

<h1>Webサイトのタイトルです</h1>

h1というタグには「大見出し」という意味があり、”Webサイトのタイトルです”というテキストに大見出しという役割が与えられます。

CSS

HTMLで作成したページの装飾（レイアウトやデザイン）を行うための言語です。
色・大きさ・レイアウト・余白・簡易的なアニメーションの指示を行うことができます。

例：大見出しに対して文字の色を赤にする

h1{ color : red }

h1というタグで囲まれたテキストに対して、文字色（color）を赤（red）にするという命令が出されます。

その他にもユーザーの操作に合わせた動的な仕組みを作るための「Javascript」や、フォームやCMSなどのシステムを作るための「PHP」などといった言語が存在します。