WordPressを独学で学習したい方に40時間で学べるWordpressの学習法を紹介します。
大まかな流れは以下の通りになります。
- WordPress学習のための準備
- 管理画面(ダッシュボード )の編集
- PHPの学習
- オリジナルテーマ作成
今回の記事ではまず学習のための準備について紹介します!
目次
WordPressとは
WordPressはCMS(コンテンツマネジメントシステム)の一つです。
HTMLやCSSなど、Webに関する専門知識がなくてもWebサイトのコンテンツを管理・更新することができます。
更新頻度の高いWebサイト全体やWebサイト内で更新頻度が高いニュースなどのコンテンツをWordpressで作成することで、クライアント自身がサイトを運用していくことが可能となります。
学習環境
WordPressはPHPという言語で構成されています。
PHPはブラウザ上では動作せず、サーバー上で動作する言語のためサーバー環境の準備が必要となります。
学習前にレンタルサーバーを用意するか、またはローカル環境の準備をしましょう。
ローカル環境とは
自分のPC(ローカル)上にWebサーバー(開発環境)を用意する方法です。
ローカル環境を構築することで、レンタルサーバーの費用をかけることなくWordpressの学習に取り組めます。
ローカル環境の準備 / MAMPインストール
MacOSを使用している場合、MAMPというフリーソフトを用いてローカル環境を整えていきます。(Windowsの場合XAMPPになります)
まずは公式サイトからインストールしてみましょう



MAMPの起動
インストールが完了したら、早速MAMPを起動しましょう。以下のウィンドウが起動するはずです。

MAMPのウィンドウが起動したら、画面上部の「MAMP」 > 「Preferences」をクリック

ポートの設定
Webサーバーとデータベース管理システムのポートを設定しましょう。
ポートとはサーバーやデータベースにアクセスする際の「玄関」のようなものです。
Apache Port(サーバー) : 80
MySQL Port(データベース管理システム) : 3306

Web Server:「Apache」にチェック

データベースの作成
次に、データベースを作成していきます。
HTMLで作るページはHTMLファイル内にページ情報を全て記述しますが、Wordpressではページ情報をデータベースに格納します。
それによってデータの呼び出しや並べ替えが簡単に行えるようになります
そのため、Wordpressを稼働させるにはデータベース作成が必須となります。
以下の手順でデータベースを作成していきましょう。
「Start Servers」→「Open WebStart page」の順番でクリック

MAMPのWebページが開くので、「TOOLS」の中から「PHPMYADMIN」を選択

管理画面が開くので、「Dababases」タブを開く。
「Database name」に半角英数字で任意の名前をつけて、「Create」ボタンを押す。(まずはwordpressなどの名前をつけると良いでしょう)

以上で、データベースの作成は終了です。
WordPressのインストール
最後にWordpressをインストールします。
公式サイトからダウンロードしましょう。


ダウンロードしたファイルを解凍したら、「アプリケーション > MAMP > htdocs」の中に、フォルダごと配置しましょう

次に、MAMPの「Open WebStart page」をクリック

MAMPのページが開くので、上のメニューバーから「MY WEBSITE」をクリック

「・wordpress/」をクリック

WordPressの画面が表示されるので、「さあ、始めましょう!」をクリック
データベースに関する情報が求められるので、以下のように入力してから送信してください
- ・データベース名:Database nameで設定した任意の名前
- ・ユーザー名:root(デフォルト値)
- ・パスワード:root(デフォルト値)
- ・データベースのホスト名:localhost
- ・テーブル接頭辞:任意の文字
送信ボタンを押した後、切り替わった画面でインストール実行をクリック
サイトのタイトルやユーザー名、パスワードなど必要事項を入力して「WordPressをインストール」をクリック
「成功しました!」という画面が出ればインストール完了です!